旧校舎を掃除していた用務員。
伸一が小学生だったころから学校に居り、死後も学校に幽霊として留まっていたが、邪悪な妖怪が乗り移る。正体は蜘蛛のような姿をした凶暴な妖怪(怪物)。
クマヒゲ自体は短気で頑固だが、悪霊ではなく悪さはしない。
目玉は眼鏡と一体化しており、これをなくすとより醜悪な怪物「インフェルノ」に変貌する。
クマヒゲの状態では校則に厳しく、廊下を走っていると「廊下を走るなぁ!!」と怒鳴りつける。学校全体が彼の活動場所であるが、特に用務員室を「自分の城」といって聖域の様に扱っており、そこを犯す侵入者には有無を言わさず鬼気迫る表情で襲い掛かってくるなど縄張り意識が強い。
最後は他の凶暴な妖怪達と一緒にハニ太郎に封印され、取りつかれていたクマヒゲの幽霊はインフェルノと分離し解放された。
クマヒゲの時は役者、インフェルノのときは着ぐるみで表現。その変身過程では特殊メイク、アニマトロニクスで撮影。元々は「用務員フェルノ」という引っ掛けの名前が考案されていたが、用務員に対する差別表現となる可能性があった為、クマヒゲという名前となったエピソードがある。
妖怪の姿も子供が怖がるだろうという理由で蜘蛛をモチーフとしている。顔のモチーフは骨盤。名の由来は「地獄」の意。