寺や神社をよく狙う泥棒で、指名手配の肖像が出回っている。
住職に変装し、スクーターを乗り回している。
理香たちの合宿先の寺から衝立を盗んで逃走中に地下通路から学校の校長室に辿りついたことで事件に巻き込まれる。
子供たちに対しては、4月からの新任教師と偽って取り繕う。
何故か笛でしか話さない憲の言葉を理解できる。
また遭遇する妖怪やお化けの中でテケテケだけは彼のみ視認できていない。
学校でも盗みを働こうとしており、校長室から金色の懐中時計を盗んだが、それを(知らないうちに)邪魔をする子供たちに対して冷淡に接するが、根っからの悪人という訳ではなく、司と憲の「時計台の扉を開けてほしい」という頼みを(一時的とはいえ)引き受けたり、子供たちに脅される形で直弥となな子の救助に行ったが、いざその2人に気づくと、途中で見つけた盗んだ衝立を崩れた瓦礫から掘り起こす作業をやめて、崩れてきた瓦礫から身を挺して2人を庇う一面を見せている。
すべてが終わった後、別の寺から盗んだ仏像を背負ってパトカーから逃走中、杏子たちが乗っていた帰りの列車に並んで走りながら、別れ別れになった。
エンディング後のオマケシーンでは電車で新聞を読んでおり、彼の陰からテケテケが現れて周りの乗客を驚かせるというオチがついている。